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にのみやくんが30歳だなんて、そんな世界現実にあっていいはずがない

とつぜんですが、きくちふうまくんの話をしようと思うのです。

わたくし、にほん、て(というくくりは巨大すぎるのですが)、建前の道徳が強くて、みんな疲れちゃってんじゃないのかな~、というようなことを数年前からなんとなく考えるようになりました。

建前の道徳、とは、役割、と訳してもいい。

たとえば、家族にしても、嫁の役割とかお母さんの役割とか、役割、に対しての意識や世間という謎の存在の目線が厳しいし、子どもにしたって、子どもの役割、っていうのもその年齢によって色々求められることが多くて、お父さん、は言わずもがなで、ほんとに、安らげる場所なわけねぇだろ、ということをわりと大昔から考えています。

同じことが職業にも言えるなぁ、とおもーのです。

にほん、というところは、「店員さん」は「店員さん」以外の何者でもなくて、「わたし」じゃないんだよねぇ。なにゆってんだおまえって話ですけど。店員さん、が、店員さん、じゃない行動をちょっとでも取ると、みんなものっすごい怒るじゃん。それで金もらってんだからあたりまえ、という大義があるのかもしれないけどもね。

自分が働くようになって、海外に行ったりすることもあるようになって、ちょー一流どころは置いといて、街のふつーのお店とか行くとさ、店員さんは店員さんじゃないんだよね。店員さんも、「わたし」なのね。だから、10時オープンのお店は、10時にオープンするんじゃなくて、10時に「わたし」がやって来て、鍵あける時間なのよね。鍵あけておもむろに開店準備初めて、まぁ別に中入ってもいいわよ、的な感覚でね。「店員さん」より「わたし」が強い。
すべてが役割でしか動かない、役割をこなさないと罵倒される国からやって来ると、役割より「わたし」なのにはびっくりしたりもするけれど、まぁ、でも、このくらいじゃないと、生きてんの大変になっちゃうのかも、っていう気がするわけですよ。

今、にほんに暮らしてる人は、役割を生まれた時から求められすぎていて、その役割をこなせないとすんごい罵倒されたりいきなり職を失ったりするようになってしまって、自分が役割を求められすぎるから人にも役割を求めすぎて、互いに病んでいくような、そんなふうに疲れちゃってんじゃないのかなー、という仮説。

その、役割と同じような感じで、「守るべきとされる強い建前の、強すぎる道徳的価値観」というものが、にほんに暮らす人は、みんな好きなのかなぁ、とも思っている。わたしは全然好きじゃなくて、道徳を越えるためには一体どうしたらいいのか、っていうことを何年もぼんやり考えているんだけど、ここ数年は「…みんな、道徳が大好きなんじゃね?」っていうあたりに落ち着いている。道徳が好きなばっかりに、疲れてるんじゃね?って、思ったりするんですけれども。

「よそ様に対する言葉遣いがなってない」「態度がなってない」「真摯にみえない」「『ごくふつう』の道徳的態度、道徳的姿勢が足りない」という観点から、バッシバッシと叩かれるジャニーズの子、というのがずーっと途切れずに出てくるのは、強い道徳が好き、という、大きく言えば国民としての特性が、ずーっと続いてるからなのかもしれないなぁ、というふうにも思っており。

だから、きくちくん、大変だなぁ…って、外野のわたしは眺めるだけなんですけど。当事者だったら、
「外野はだまっててよこっちだって色々大変なのようわぁぁぁぁぁん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」
って話なんですけど…ほんとすいませ…。

いやね、こういうの、ほんと途切れずにずっとあるじゃない?結果として育休に突入してる人いるから、道徳大事だろって言われればそれはその通りなんですけどぉ、まぁそれは置いといてだね…(置いとくんだ…)。

たいがいは、やる気がない、というような観点で張り倒される状況なわけなんだけどもね。
あの、デビュー当時のニノって、急にやる気だしやがって、みたいなノリで叩かれてなかったっけ?って、こないだ急に思い出してさ。
デビューしたというのに、よそ様に対する態度がフランクすぎるとか生意気だとか、結構大々的に、今のニノはだめ!みたいな空気漂ってたよね…?あれ、いつ消えたんだ…?やっぱり時間が解決するのかしら…?
…っていうことを、ほんとに、急に思い出したりしたのですよ。

当時のわたくしは当事者でございますから、
「なによぅ、しょうがないじゃない、ハワイの海の上で大野は何が起きてるのかわかってない顔してるし、翔ちゃんは眉間に皺よっちゃってるし、雅紀くんテンパりすぎてるし、潤くんだけデビュー嬉しがって浮かれてるし、ここはニノがしっかりするしかないじゃないのよぅ、ぼーっとしてたら船沈んじゃうわよぅうわぁぁぁぁん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」
…って、思ってました…。

「なんか、ニノ、変わっちゃった」という話題が出るたびに、「しょうがないじゃないだって船沈んじゃうのようわぁぁぁぁぁん(エンドレス)」みたいな、状況でした。

わたくしのはずかしいジャニヲタ過去メモに、あまり、ニノは出てきません。カテゴリーとして、わたくしは智くんとか、浜松町あたりが好きだったので、属する世界が違う、って感じだったのでございますよ。

それでも、ぽつりぽつりと名前の出てくる過去メモ。

1997年夏・KinKi横アリ(?)
今日は京都で慎吾のソロなので、Jr.は、ゆーき、滝、翼、川野、大坂、一男、パナ、穴、翔、ゆず。あとちっちゃい子とB.B.Bの4人。
人数不足のため、Tell Meにニノと松潤とゆずが初?
ニノは結構堂々としてた。

これはすっごいよくおぼえている。ゆずるがまったく踊れていなかった(笑)

同じ時のメモつづき↓

ゆーきの体調が悪い。でも人がちょっかいかけてくれば楽しそうに笑う。ちゃんと反応返す。
アンコールはニノの肩抱いてすごい先輩ヅラして出てきた(笑)ニノは翼とも仲良しだし、すげー人気者なのでは!?

翼があまり人と仲良くする雰囲気ではなかったので、当時の私内判断は、翼と仲良くできる=その子はすげー人気者、みたいな気配…。

1999年1月4日 Jr.コン・横アリ
ラスト、色つきの服を着てるくせに白い服のその他大勢の一番後ろにいるニノ。
ラストメンバー紹介、やら、パナ、一男、翔で「ミドル」って紹介。翼、ゆーき、俊、穴は単品で1人ずつの紹介。Be yourselfはミドルくくり4人+穴。

とにかくわたくしがポジションを気にしていた頃。
その後のニノ本人の話では、辞めようか、と思っていた頃?

1月5日
ニノ!ニノは近くで見ると、ほんと、ぼーーっとしてる!ぽわぽわ!
相葉はヨコと遊んでる。

しっ、仕事はちゃんとしてたよふたりとも!!(笑)
つうか2行目!もっと書くことあっただろう当事の私!しっかり!

まぁ、そんな、ぼーーっとしてて、ぽわぽわしてたニノが、その年の9月には、ハワイにいたわけなのですよ。
そんでさ、めざましテレビの最初の中継かなんかで、

「今日から嵐なんで」

って、言ったんだよね。
(それで結構叩かれた)
(しょうがないじゃないのだって(略)うわぁぁ(略))

今日から嵐なんで、って、それは、状況を表す表現だったのかもしれないなぁ、と、今になって思ったりする。それは、覚悟や決意ではなく、状況。今日から嵐だから、って言われた今現在この瞬間の状況を表現する、「今日から嵐なんで」。

それは、役割としての「嵐」じゃなくて、状況としての「嵐」、みたいな感じ?

それを役割だと認識してしまった瞬間に、何か違うものになってしまう、というような?

ニノが23歳の時に『情熱大陸』がおっかけてくれて、その時にね。

「世の中の同じくらいかそれより若い男の子たちにばかにされながら仕事してんのがすごくおもしろい。反発されてる方がいやすい」

って言ってて。
反発されてる、のは、それは、『男のくせにアイドルやってる』的な、強すぎる道徳的観念から「反発されてる方が、いやすい」っていうことなのかなぁ。

『情熱大陸』
2007年2月11日、ベルリンでの映画祭。硫黄島からの手紙、について、記者会見。
俳優としての自分について。

「俳優ではございませんし、日本では歌って踊っていますし、5人でグループとして活動していますし。ただほんとに淡々と伝えられたらなと思って、参加してる最中はそれに尽くしていました。」

俳優ではございません。
嵐、というグループで活動しています。
あの日から、嵐になりました。
それは、状況であって、課された役割ではなく。

『情熱大陸』の中でニノはずっと、自分(の内面や意識や希望)が出ちゃうのはよくない、と言っている。
それは、「自分」を持ってしまうとアイドルにはなれない、というような意味合いで使われていると思われるんだけど、これを書くためにもう一回見返したときに、もしかしたら、そうじゃなくて、強迫観念を感じなくてもその状況の中にいることはできるし、自分でいることは可能ですよ、っていう、そういうことを表現してるのかなぁ、と、思わないこともなかったり。

なんだか、わたしは結構長いこと、嵐、というのは、5人で雲みたいな大きな粘土をいじりながら、あぁでもないこうでもないと、嵐、を形作っているような印象があったんだけど。
もしかしたら、嵐、というのは、その、雲みたいな大きな粘土を5人でいじっているところを含めて、その情景そのものをまるごと、嵐、と呼ぶのかもしれないなぁ、って。

ほんと、いまさらのように。
「今日から嵐なんで」
って、その表現を、何度も反芻してみたり。

『情熱大陸』
2007年4月29・30日 嵐初の東京ドーム公演前のインタビュー。

(過去から未来への、自分の年表をつくってください、と言われて)
「目標は持ったことない。遺言書いてる感じでしょ、未来の予想図って」

そう言って、結局マジックを握らなかった。

でも

「全然アイドルだろうな、30歳は」

未来がまっしろのままの年表を見て、それは確信であるかのように口にした。

そして、30歳。
ぜんぜん、アイドルだったね。

変わらないといえば変わらないし、変わったといえば、すごく変わったんだと思う。
これからもたぶん、変わらないといえば変わらないし、でもすごく変わっていくような、そんな感じなんだろうなぁ、って。それは確信的に。なんとなく、だけど。

30歳のこの時に。
ぜんぜんアイドルなニノが嵐にいて、嵐が全然アイドルであるということが、ほんとに、びっくりするほど、うれしいです。
あの朝、今日から嵐になった朝、めざましテレビを呆然と見つめていたわたしに教えてあげたい。

ニノは、30歳に、なるんだよ!ほんとうだよ!

おたんじょうび、おめでとう!!

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